福島中央どうぶつクリニックでは、
CTによる検査を行っています
福島中央どうぶつクリニックでは、地域の皆様に高度医療を提供できるようCTによる検査も行っています。CT検査により、血液検査やレントゲン・超音波検査では困難だった椎間板ヘルニアや門脈体循環シャントなどの確定診断を行うことが可能です。
当院で治療歴のある方はもちろん、他院の獣医師様からのCT検査のご依頼も受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。
CT検査により詳細な診断を行うことが可能です
CT検査とは、X線を連続的に照射することで身体の内部を画像化する検査方法です。従来のレントゲン検査と比べて詳細な画像を撮影することができるほか、断面像だけでなく立体的な3D画像も作成できるため、より正確な診断を行うことが可能です。
頭部(頭蓋内を除く)や胸部、腹部など全身のほとんどの部位を検査することが可能で、特に椎間板ヘルニアや門脈体循環シャント、胸腔内腫瘍などの疾患を発見する場合に適しています。また、重度な外傷時に起こりやすい骨折や気胸、腹腔内出血などの全身スクリーニングを素早く行うことが可能です。
CT検査により発見されやすい疾患
- 椎間板ヘルニア(頸部、胸腰部)
- 環軸椎不安定症
- 頭部の腫瘍(頭蓋骨、眼球、耳、口腔など)
- 中耳炎
- 鼻咽頭ポリープ
- 甲状腺腫瘍
- 肺葉捻転
- 胸腔内腫瘍(肺、胸腺、胸膜など)
- 横隔膜ヘルニア
- 門脈体循環シャント
- 肝外胆管閉塞
- 消化管内異物
- 尿管結石
- 膵臓インスリノーマなどの腹腔内腫瘍全般
- 各部位の骨折
CT検査の流れと注意点
CT検査の流れ
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STEP 01
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STEP 02
来院・検査のご案内
担当獣医師がCT検査について説明した上で、問診や身体検査、必要に応じて血液検査などを行います。なお、食事は来院前日の24時以降、お水は当日の午前6時以降与えないでください。
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STEP 03
CT検査
年齢や身体の状態に合わせて麻酔薬や麻酔量を調整し、投与した後、CT検査を行います。検査部位などにより異なりますが、検査には30分程度を要します。
体調や疑われる疾患に応じて無麻酔で撮影する場合もあります。
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STEP 04
検査結果のご報告・処置
お帰りの際、飼い主様に検査結果の説明を行い、他院からのご紹介の場合は担当獣医師様にも別途ご報告します。また、ご希望に応じて追加検査や治療を行うことも可能です。
CT検査の2つの注意点
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01検査時には麻酔が必要です
CTによる撮影では身体を固定する必要があるため、全身麻酔を施します。麻酔時には食物の逆流によって誤嚥する可能性があるため、必ず絶食した上で来院ください。 体調や疑われる疾患に応じて無麻酔で撮影する場合もあります。
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02造影剤により副作用を
起こす可能性があります検査内容によっては造影剤を用いる場合があります。ごく稀に、アレルギーなどの副作用を起こす場合がありますので、検査後しばらくは病院で安静にお過ごしいただきます。
CT検査を予約する
CT検査をご希望の場合は、メールフォームよりご連絡いただくか、申込書をダウンロードいただき必要事項を記入いただいた上で、当院宛にFAXにてお送りください。
FAX
FAX番号024-573-4821
- STEP01 内容入力
- STEP02 内容確認
- STEP03 送信完了