CAT

大切な愛猫を守るための
診療と予防

大切な愛猫を守るための診療と予防

猫は本能的に怪我や病気を隠すことが多く、飼い主様が気付かないうちに症状が悪化していることもあります。食欲不振や頻尿など目に見える不調の他にも、引きこもりがちになったり鳴き方が変化したりと、些細なことでも注意深く観察することが大切です。

福島中央どうぶつクリニックでは、最新の医療機器や新薬を積極的に導入し、猫特有の尿路疾患や腎臓病をはじめとして様々な疾患に対し、高度な外科治療や内視鏡治療などを実施できます。また、ワクチン接種やフィラリア予防、ノミ・ダニ対策、避妊・去勢手術など、予防医療にも幅広く対応しています。

TREATMENT

泌尿器科

猫は、食生活、体質などが原因で泌尿器系に問題を抱えやすい傾向にあります。尿路結石や膀胱炎、尿道閉塞、膀胱の腫瘍などを発症した場合、健康状態や年齢に応じて外科手術や薬物治療などを実施します。

主なチェックポイント

  • いつもより排尿の頻度が増えた
  • 血尿があった
  • いつもより水を多く飲んでいる
  • 排尿時に鳴き声をあげている
  • 尿を出しづらそうにしている

消化器科

猫は毛玉を飲み込みやすく、毛が胃や腸内に溜まって消化不良を引き起こすことがあります。その他にも、食物アレルギーや感染、ストレスなどを起因として消化器系に不調が現れる場合があるため、検査で原因を特定した上で治療します。

主なチェックポイント

  • 異物を誤飲してしまった
  • 便秘が続いている
  • 食欲が低下して体重が減少した
  • 下痢や嘔吐を繰り返している
  • 腹部が硬い・膨れている
  • いつもより口臭が強い

皮膚科・耳科

猫の皮膚疾患の多くは、アレルギー反応やノミ・ダニなどによる感染が原因です。また、猫はかゆみがストレスになって症状が悪化しやすい傾向にあります。掻いて悪化する悪循環を断つため、アレルギーに対する治療や感染・寄生の除去などで痒みの根本を抑えて早期改善を目指します。

主なチェックポイント

  • 身体を頻繁に掻いている
  • 皮膚に赤みや腫れがある
  • 抜け毛が増えた
  • 身体を舐めたり噛んでいる
  • 耳から茶色・黒っぽい分泌物が出ている
  • いつもと違う強い臭いがある

腫瘍科

猫は、白血病ウイルスや鼻腔内リンパ腫など、特有の癌(悪性腫瘍)を発症することがあり、一般的に進行が早いと言われています。悪性腫瘍が認められた場合、発見された臓器や転移の状況、年齢などを踏まえて外科的切除や抗がん剤治療などを実施します。

主なチェックポイント

  • 皮膚にしこりや腫れがある
  • 下痢や嘔吐を繰り返している
  • いつもと歩き方が違う
  • 食欲が減退して体重が減った
  • 苦しそうに呼吸している
  • 以前より疲れやすくなった

整形外科・神経科

猫は高い場所に登る習性があるため、落下による骨折や脱臼してしまうリスクがあります。また、脳や脊髄、末梢神経などの神経系に異常を生じることがあります。異常が疑われる場合、X線検査やCT検査などで詳しく確認して原因を特定し、薬物療法や手術などを実施します。

主なチェックポイント

  • 転倒や衝突などで骨折・脱臼した
  • 階段を登る動作がいつもと違う
  • 足を舐めたり引っ掻いている
  • 身体が常に傾いている
  • 歩く際に足を引きずっている
  • 触られるのを嫌がる
  • 関節が腫れている

循環器科

肥大型心筋症や大動脈血栓塞栓症などの循環器系疾患は進行性であるため、早期発見・早期治療が重要です。循環器系の疾患が疑われる場合、心電図、超音波検査、X線検査などの高度な検査を実施して早期発見を目指します。

主なチェックポイント

  • 以前より息切れしやすくなった
  • 食欲が落ちて体重が減った
  • 咳を繰り返している
  • 呼吸が速く荒い
  • 足がむくんだり腹部が膨れている
記載のない疾患も診療していますので、
気になることがあれば来院ください。

PREVENTION

混合ワクチン

感染力が強い猫ウイルス性鼻気管炎や猫カリシウイルス感染症、猫汎白血球減少症などの病気を防ぐためには、ワクチンを接種する必要があります。混合ワクチンは、予防する感染症の組み合わせによって様々な種類があるため、ライフスタイルによって接種すべきワクチンを飼い主様に選んでいただきます。

予防頻度
子猫
  • 回目

    生後60日前後

  • 2回目

    生後90日前後

  • 3回目

    生後120日前後

成猫
1

ノミ・マダニ予防

外出する猫の場合、ノミ・マダニに感染する可能性があります。また、室内飼いの猫の場合でも、家の中に侵入したノミ・マダニが寄生する可能性があります。一度寄生すると長期間生存し、皮膚炎や吸血による貧血、アレルギー、危険な病原体への感染などの様々なリスクをもたらすため、事前の対策が重要です。
猫のノミ・マダニ予防薬は首元に塗布する液体タイプとなり、1か月毎のタイプか3か月毎のタイプを選んでいただくことができます。

予防頻度(成猫)
15月から12月を推奨)

※住宅の環境によっては、通年の予防をお勧めしています。

フィラリア予防

猫のフィラリア症は、感染すると息切れや咳、食欲減退、血尿などの症状が現れ、無症状のまま死に至ることもあるため、当クリニックでは予防薬の使用をおすすめしています。
予防薬の使用を怠ってしまった場合、気付かないうちに寄生されることがあるため、服用スケジュールを管理することが大切です。

予防頻度
子猫
15月から12月を推奨)
成猫
15月から12月を推奨)

※住宅の環境によっては、通年の予防をお勧めしています。

避妊・去勢手術

避妊・去勢手術は、不必要な妊娠を防ぐだけでなく、生殖器系の癌(悪性腫瘍)の予防にも繋がります。また、ホルモンの作用による攻撃性の高まりや大きな鳴き声を抑制するなど、様々な効果が期待できます。
なお、術後は体重が増えやすくなりますが、食事量や運動量によって管理できます。

予防頻度
生後6ヶ月以降